残っていた善の気持ち

昨日は、いつものように夕方スーパーへ買い物に行きました。

子供がブロッコリー大好きなため、少々高かったのですが、5房買うことにしました。

他にも色々と必要な物を買い揃えレジへ。

たまたま並んだレジの担当者が、すごく若い男の子でした。

胸元には「研修中」という札がついています。

男の子の隣には、ベテランのパートらしきおばさんがいて、熱心に指導されていました。

私の番が回ってきた時、ベテランのおばさんが誰かに呼ばれたようで、その場から外れました。

男の子はゆっくりながらも、私が買ったものをレジ打ちしていきます。

その時私は、財布をゴソゴソとしてスーパーのポイントカードを探していました。

お会計になり、ベテランおばさんがまた戻ってきて、無事にお会計が済みました。

でも、私はふと「ちょっと安いような・・・」と感じたのです。

いつもはレシートは見ずに捨ててしまうのですが、袋詰めの時に何気なくレシートに目を通してみました。

すると、5房買ったはずのブロッコリーが、1房しか打ち込まれていません。

千円近くお得な状況になっていたわけです。

私の脳裏には、一人で一生懸命レジ打ちしていた、先ほどの男の子の姿が映りました。

私はそばにいた社員らしき人に、ブロッコリーの数が違う旨を伝えると、その方がチェックしたと同時に、深々とお辞儀をしてお礼を言われました。

当たり前のことなんです。

きっと大半の方は、ちゃんと間違いを申告するでしょう。

でも、私の気持ちはなぜかすごく幸せでした。

なぜだろうと、帰宅してからぼーっと考えていると、間違いを見つけた時に邪な気持ちが全く湧いてこなかったからだとわかりました。

自分にも、まだ純粋な気持ちが残っていたのだということに気付き、それが嬉しかったのです。